「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」を世界遺産に

2018年 7月

「飛鳥・藤原」世界遺産登録推進協議会がパネル展を開催中の奈良県立美術館にて、8月25日(土)「木簡ストラップ作成体験」を行います。
木簡は、飛鳥・藤原の時代には文字を書きつけるものとして、公文書、手紙、荷札、帳簿などに広く使われていました。
「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」構成資産のひとつでもある藤原宮跡からも多数の木簡が出土されています。
イベントでは、小さな木簡に好きな字を書いて、自分だけの木簡ストラップを作っていただけます。
古代の人の気持ちを感じに、ぜひお越しください!

日時:平成30年8月25日(土) 午前10時~午後3時
場所:奈良県立美術館 1階 レクチャールーム

リンク:奈良県立美術館(外部サイトに飛びます)

平成30年7月21日(土)~9月17日(火)の期間、奈良県立美術館で開催している「明治150年企画展 美の新風-奈良と洋画-」にあわせて、世界遺産「飛鳥・藤原」登録推進協議会委員会による「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」登録推進パネル展示を実施しています。
美術館に入館してすぐ脇のギャラリーで、構成資産のうち15件の写真パネルを展示しているほか、パンフレットなどの配布もおこなっています。無料ゾーンとなっていますので、近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。

リンク:奈良県立美術館(外部サイトに飛びます)

去る6月26日、「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」構成資産のひとつ「本薬師寺跡」で、毎年恒例のホテイアオイの植付けが、橿原市立畝傍北小学校2年生の皆さんと、橿原市産業振興課により行われました。
本薬師寺は、天武天皇が鵜野讃良(うののさらら)皇后(のちの持統天皇)の病気回復を願い建てた寺院です。
本薬師寺跡には今でも金堂や東西両塔の基壇、礎石などが残り、往時の壮大さがしのばれます。
例年伽藍の跡一面に花を咲かせるホテイアオイは、橿原の夏を彩る風物詩のひとつです。畝傍山を背景に水田に浮かぶ涼しげな薄紫色の花は、ひととき夏の暑さを忘れさせてくれます。
見頃は8月下旬ごろ~9月の予定です(天候により前後する場合があります)。ぜひこの夏は本薬師寺跡で、美しい花を眺めながら1300年前に思いをはせてみてください。
※民家が近いため、ご鑑賞の際は、近隣にお住まいの方のご迷惑にならないようご留意ください。